【 着床鍼とは 】
着床鍼とは胚移植の際に行う妊娠着床をしやすくする鍼灸治療になります
当院では体外受精(顕微受精)に合わせて着床鍼という鍼灸治療を行なっています。
近年、生殖医療の分野でも鍼灸の研究は多く行われており妊娠率に関する様々な研究データなどエビデンスがあります。
これらのデータによる医学的な信頼もあり大学病院や不妊クリニックで鍼灸治療を行っているところもあります。
鍼灸治療を行うことで、
「妊娠率が上がり、流産率が下がる」
というデータが多数報告されています。
なぜ妊娠率アップが期待できるのか?
これは胚移植を行うときのお身体の受け入れ状態をよくするためです。
「胚盤胞」は子宮内膜に着床する手前の状態のため、移植後24時間くらいで着床していきます。
移植後の受精卵が着床しやすいように、子宮の血流循環を整え着床に適した内膜になるように当院では独自の効果的なツボを用いて施術を行います。
着床と聞くとどんなイメージをされますか?と聞くと、
「子宮内膜に受精卵がくっつくイメージ」という方が多いですが、実際はもっと深いもので、受精卵は子宮内膜をやぶって子宮内膜の内部に入りこみます、そして絨毛に包まれることで着床が成立します。
着床の際に出血(着床出血)をする方もいますが、これは子宮内膜に潜り込む際に出血するためです。
移植周期になるとクリニックの検診で子宮内膜の厚さも診ていきます、ある程度の厚みが必要なのは、子宮内膜の内部に受精卵が入り込む必要があるためです。
受診の際に「子宮内膜がいま何ミリです」と言われた事がある方もいらっしゃるかと思います、
ある程度の厚みがある方が着床環境に望ましいからです。
もし十分な厚みがない場合その周期は胚移植がキャンセルになる事もあります。
この「内膜の厚み」はもちろん大切ですが、
それと合わせてもっと大切なのが、
「子宮内膜の血流循環が良く柔らかい」
ということです。
内膜が柔らかい方が着床しやすいのです
移植後の受精卵が着床しやすいように、子宮の血流循環をよくして内膜をやわらかく着床しやすいように当院では効果的なツボを用いて鍼灸治療を行っています。
着床鍼の治療はいつ行えば良いか?
着床鍼を行う効果的な治療のご来院タイミングは
まずは胚移植の周期に入ったらです、
月経がきたら7日目までに一度施術を行います
子宮内膜を厚くするサポートになります
そして、その次の週
胚移植の1週間前にも施術を行います
そして一番重要なもう一回が、
「胚移植当日の移植のあと」になります
胚移植の当日クリニックの後にご来院される方がほとんどです
胚移植の後に受精卵が着床しやすいようにする治療と、
自律神経を整え深部から循環を良くし、着床環境の安定維持の治療を合わせて行います。
自律神経を整えることで骨盤子宮内の深部の血流も良くなります、
セロトニン等の機能が高まり、気持ちも落ち着き快眠につながります
心地よい施術で根本から整えることで最大限に効果が上がります
ここで、ひとつ重要なこととして
着床鍼は、胚移植前に一時的に循環をよくするには効果的ですが、
もし慢性的な冷え性のある方や、子宮内膜が厚くなりにくい方、ホルモン値が不安定な方や基礎疾患のある方は、なるべく早めに鍼灸院をまず受診され(1ヶ月~3ヶ月前)早めに治療を開始されることをお勧めします。それにより妊娠しやすいお身体へ体質改善しやすくなります。
早いうちに受診をされることで、様々な対応準備がしやすくなります。
鍼灸に関することお身体の気になることなどお気軽にお問い合わせください
※初回通常 12,100円
(不妊鍼灸 8,800円+初診料 3,300円)
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9,460円(すべて込み)