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【レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)と鍼灸治療】

   

レストレスレッグス症候群とは?

 

 

脚をじっとしていられない不快感

脚のむずむず感や、脚の中を虫がはう様な感じで眠れない

といった症状がある場合、

「レストレスレッグス症候群」かもしれません

(むずむず脚症候群とも呼ばれています) 

 

 

症状

 

症状としては、

脚を動かしたい!という感じになります

かゆみ、ほてり、虫がはう感じ、

むずむずする、泡立つような感じになります

重症な場合、

脚に手を突っ込みたくなるほどツラいという方もいらっしゃいます

 

症状は夜に出やすいため、

睡眠を妨げる原因になり、不安や抑うつにつながることもあります。

 

 

発症しやすい年齢や性別は? 

 

レストレスレッグス症候群は、子供からお年寄りまで起こりますが、

加齢とともに発症率は上がり

性別では女性の方に多い傾向があります

 

 

なりやすい人として、

 

家族に発症した人がいる

パーキンソン病、

慢性腎不全、糖尿病、関節リウマチ、

そして、妊婦さんに起こりやすい傾向があります

 

レストレスレッグス症候群、どうやって見極める?

 

診断基準にもなっている4つの特徴があります。

 

1、脚の不快感 動かしたい欲求

2、夕方から夜にかけて症状が強くなる

3、座ったり横になってじっとしている状態で症状が出る

4、脚を動かすと不快感が和らぐ

 

これらがある場合、レストレスレッグス症候群と診断されます。

原因

この症状の原因には様々ありますが、

その中でも大きな原因は、

鉄分不足で起こる鉄欠乏性貧血になります。

脳内の「ドパミン」という機能の障害で起こると考えられています

ドパミンは運動や感覚の調整に関与しており、鉄分はこのドパミンを作るのに欠かせない物質なため、脳内の鉄分の不足がドパミンの生成に支障をきたすことが関連している要因と考えられています

病院は何科を受診すれば良い?

・睡眠障害の専門医

・脳神経内科

などを受診されることをおすすめします

治療は軽度な場合は食事や生活の改善を行い、

 

鉄分不足が原因の場合は、

鉄剤の服用をします

 

また鉄分不足ではない場合や、

鉄剤で効果が得られない場合は、

 

→ドパミン機能を改善するお薬を服用します

 

飲み薬や、貼り薬を用います

 

この注意点として、薬の服用は容量や期間により

 

症状が増強する

 

ということがありますので、必ず専門医と相談して調整されてください 

食事はどのようにしたら良い?

 

食事は鉄分を多く含むものを摂るようにします

赤身のお肉やレバー、マグロ、

小松菜、ブロッコリー、海藻類、

大豆製品、胡麻などになります

 

当院に来院される、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)の方は、

妊婦さんが多いですが、妊婦さんには鉄不足の方もいらっしゃいます。

鉄のサプリメントなどをご希望の場合は主治医の先生にお尋ねください。 

レストレスレッグス症候群と診断された際の過ごし方 

日常生活の対処法としては、

 

適度な運動と、規則正しい生活をすることが大切になります。

しかし運動も過度なものは症状が悪化することもあるため、やりすぎには注意が必要です。

 

アルコールお酒やカフェインは、

摂りすぎると症状が悪化する場合があります

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レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)の鍼灸治療

鍼灸治療は、

レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)に鍼灸治療を併用するのは症状改善にとても効果的です。

 

鍼灸により胃腸の調子を整えて、

症状の大きな原因となる、鉄分の吸収を促すことで早期に改善される方が多くいらっしゃいます。

 

また自律神経を整えることで、睡眠もしやすくなり、

 

レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)の改善に重要な規則正しい生活と睡眠もしやすくしてくれます。

 

早期の回復を希望される方や、なかなか症状が改善されずお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

お体にあった改善の方法をお伝えいたします。

 

 

治療回数はどれくらい必要?

 

当院では、最初の症状がつよいときは週に1〜2回治療を行い、

症状がおちついてきたら2週間に1回〜から1ヶ月に1回

だんだんと間隔を空けていきます。 

 

やさしい施術で効果的な治療

鍼灸に関することお気軽にご相談ください

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